お囃子詳細

四丁目(しちょうめ) 情報提供 Arata.A氏

喜多方の「ちゃちゃめんこ」は、月見町の太鼓台で
演奏されていた曲で 月見町の曲といわれています

現在では、三味線の伴奏がなくなったために
静かな曲になってしまいましたが 芸者さんの全盛期
喜多方市内に100人以上いたそうですが
「ねりこみ」に負けないくらいの「激しさ」と
静けさを兼ね備えたすばらしい曲でした

当時、月見町の太鼓台は 芸者さんによって祭りに参加し
昭和電工や、町のなかを 独自の行程でまわっていたそうです
昭和電工のまえで、おどりも入った演奏もあったそうです

同じように「しちょうめ」は、御清水の曲といわれています
御清水には、当時 船の形をした太鼓台があり
月見町と同じように 演奏をしていました
三味線を加えた演奏は、ちゃちゃめんこをしのぐとも
言われています

現在とちがって、三味線が演奏の中心なんですね
市内の料理屋さんには、大太鼓と小太鼓があり
町の旦那衆の笛にあわせて 三味線と演奏したそうです
昔のお囃子は、現在よりかなり ゆっくりしており
商店街の旦那さんたちは 笛の演奏も名手だったそうです

月見町の太鼓台は、女山車といって 他の町内の太鼓台より
小さく(低く)できており 当時の芸者さんの身長に
あわせて つくられたそうです

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